シミの話(その1)
一昨日、現在フラダンスの先生N子さんとシミジミした話。
暴力事件が吹き荒れる中学校で同僚だった当時。
なんとか励ましあって萎えかかる気力を鼓舞していたが、教職員数を増やしてと府教委に訴えることになった。
N子さんが、府教委の偉いさんの前で現状を報告。伝わり方がも一つやと感じたN子さんは、
スカートをめくり上げたのだ!
そこにあったのは、ふくらはぎから大腿部にかけて、
〈シミのようなアザ〉
が点々とついていたのだった
もっと柔らかい所には、鮮やかについているが、そこは、見せるわけにはいかない。
紫陽花が次々と色を変えて咲くのと同じような〈シミのようなアザ〉は、勿論私にもあちこちついていた。
荒れる子どもたちを落ち着かせる時にどうしてもつくのだった。
そんな体当たり的なやり方が伝わったのか、学校に光が見え出す。トンネルの向こうの出口の光みたいに
私の社会人として、教師としての原点となる!
シミの話(その2)
シワだらけの上にシミだらけの顔を実感するこの頃。
"老婆は、一日にして成らず"
噛み締めて暮らしていると、新聞に"2月の詩"が載っていた。
【シミ
谷川俊太郎
ねたみと怒りで汚れた心を
哀しみが洗ってくれたが
シミは残った
洗っても洗っても
おちないシミ
今度はそのシミに腹を立てる
真っ白な心なんてつまらない
シミのない心なんて信用できない
と思うのは負け惜しみじゃない
できればシミもこみで
キラキラしたいのだ
(万華鏡のように?)】
年を重ねて初めてわかる事は深いわ!
【本日の Good job✨】
カフェのイス、テーブルのデザインができたとK君より連絡あり。
近いうちに会うことにしました。
ワクワクドキドキ、どんなデザインかなあ
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シミの話
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