山崎努さん(75歳)が、
「柔らかな犀の角」
と題して、自分の読書日記を出版。
新聞評によると、山崎努さんは月に1・2度書店でまとめ買いをする。
「当たり」は初めのほうでわかるらしい。しかし、我慢して読んだ本で終わりかけの1行に
「全体がガラリと新鮮になることがある。」と言っている。
「演技でもそう。気が乗らないまま舞台が始まって、ふとした拍子にはじけることもある。
瞬間のものだからこそ面白い。失敗したって、安全な芝居よりはいいでしょう。」
朝、奈良のセミナーハウスまで、お師匠さん一家を、2日目の展示会に車で送る。
この環境の中であろうがなかろうが、お師匠さんの作品は、
安全ではない
むしろ、失敗をおもしろがる感覚である。
年令?あぁ、けっこう生きてるよ。それが?と、きっと山崎努さんと、お師匠さん2人とも感じてるんだろうな。
ふとした瞬間のおもしろさをいっぱい抱えながら。
【本日の Good job✨】
昼前〈年金者組合〉の"元気まつり"に参加する。
ほぼ9割の参加者が60歳以上の方々である。
野点もあれば囲碁将棋もある。
音楽会に核廃絶講演会、抽選会からフリマ、作品展まで、なんでもあり。
60歳台はまだまだここでは若い。
70・80・90歳の集まりはまじめなのに可笑しくて身の置き所に困った。
その会場で、歌って着替え
る娘。いつもと雰囲気の違うお年寄りの目線に緊張したらしい。
それも可笑しい‼