水曜日ランチ担当のOさんは「アエラ」ファン。
覗き見してると、あの為末大氏のスポーツの悩み相談記事が目に入りました。
レギュラーを選ぶときに『実力か、努力か』どちらを優先するか!というある野球部監督の相談。
バスケ部顧問時代、特に男子顧問の時、よくあった課題でした。
なるべく努力型を使いたいのですが、勝負がかかるとそうもいかない、選手起用に文句を言われたことはなかったけれど、水面下では色々囁かれていただろうと思ってます。
ある夏の大会ではるか実力が上の強豪チームと当たり、第2クォーターつまり前半で勝負が決まるだろうと予想していたら、第4クォーターつまりラストまでもつれ込む予想外の健闘ぶりを見せ(ほんとは密かに狙ってたんだけどね!)ポイント・ゲッターが5ファウルで退場になってから差が開き出し、追いつくのが無理だと判断したのがゲームセット2分前。
それが3年生女子ラストのゲームだったから、控えの選手を次々と起用することにしたのだけど、終了の笛が鳴ったときベンチにはまだ一人残っていたのでした。
ベンチに残っていたI子はまじめに練習する子でしたし、ラスト・ゲームに一人だけ出場出来なかった心境を考えると…
お母さんも応援に来てはったし…
優しい女の子だったし、お母さんもええ人で、
「気にせんといてください。初めて応援に来させてもらいましたが、こんなワクワクさせてくれるゲームを観れるなんて、うちの子が出場するせんは関係なく精一杯応援できて楽しかったですから‼」
なんて言われて余計に自分の采配ぶりを反省させられたのでした。
私の教師生活最後の年でもありました。経験してるはずなのに最後まで未熟でした。そのI子のなんとも言えない顔が目に焼き付いています。
数日後の送別会でI子のスピーチがまた感動的でみんなが涙したのでした。
「私も出たかった。けれどこんな素敵な仲間と一緒にバスケ部におれたことが私の宝物云々…」
こんなに辛い思いをさせたのに泣き言も言わず、バスケ部の一員として巣立って行ったI子。
今でも胸が震えます。全国の部活担当教師の悩む課題でしょうが、勝利至上に陥らず、でも楽しくてそれなりに強いチームづくりはどうすればいいのかを追求してください。
スポーツのあり方を考える苦い一コマでした。
【本日の Good job✨】
久しぶりに来店してくださった、「からく」のマスター。後ろ姿に哀愁が漂います。
カフェを始める前1年間、バイトさせて頂きほんとお世話になりました。
京田辺付近の和食では、この方の右に出る人はいないと確信しております。
もうひと方の哀愁漂う後ろ姿。N銀行の営業マンO氏。
ニーサについて丁寧なご指導。私にじゃないですが。
この方がまたええ人でおます。さすが外回りには企業も銀行も信頼できそうな方を使ってはりますな。
ジブラルタ生命のHちゃんも一休みに来られました。ハーブティーで癒してから市役所に営業に出ていかれました。
みなさんに素晴らしい営業成果があがることを祈ってます!