イギリスがこの3月に同性愛を合法化したことを支持する立場からの新聞記事を発見
世界保健機関(WHO)が同性愛を病気からはずしたのが1993年。
性的マイノリティーの人権は一応、大きくみれば前進しているというのだけど、同性愛者を死刑や禁固刑とする法律がある国 は世界85カ国あり、増加傾向にあるらしい。
[レズビアン…女性同性愛者
ゲイ…男性同性愛者
バイセクシュアル…両性愛者
トランスジェンダー…体の性と心の性が一致しない状態
インターセックス…体の性の発達が典型と異なる状態]
の人たちの総称を性的マイノリティーと呼んでいる。
『性』の授業をやってきた経験から関連記事が載ってると、ついつい気になってしまう。
100人いると、6・7人はかならず性的マイノリティーが存在するとして授業をしていたのを思い出す。
程度の差はあるだろうが、誰にでも多少は異性愛だけではない感覚を持っていると思えるのです。
自分も高校時代に後輩の女の子からラブレター気味の手紙をもらったことがあるし、女の子に淡い感情を抱いた事もあるのだわ。
宝塚歌劇が流行るのも関連しているのではないかな?
多くの教え子の中には、身体と性の不一致に悩んでいた子もいたし、性転換をした子もいる。
おおっぴらに打ち明けて話題にすることが出来ない中でどうしても個人的な問題として見過ごすことしかできなかったのだった。
『明るい性の授業』を心がけてはいたのだったけど、一般的な話しか出来なかった無念さもあるし、無知な部分もあるし。
女性差別反対の運動や公民権運動などさまざまな人権運動と性的マイノリティーの権利獲得運動は同じ土俵なんだろうね。
多様性を認め合えるかは、社会発展の度合いを表すことから考えれば、日本や、中国、韓国などアジアはまだまだ後進国なんだわ。
それでも、
「センセ、ビックリせんときや。A子を紹介します!
A❗入っといで!」
と、ある女子バスケの同窓会の席でのこと。ドアを開けて入ってきたA子だった女の子は、見事男の子に変身していた!
ビックリしたが、それより違和感なく受け入れている周囲の仲間に一本取られた気分だった。
『希望』が輝いた日だった。
現在Aは、生きづらい中、パートナーも一緒に懸命に生活している。
【本日の Good job✨】
久しぶりにH夫妻が奈良から。三輪神宮のご神水をお土産にいただく。
小さな(本人談)工場を経営されていて苦労も多いはずなんだけど、いつも前向き。
こちらが元気になる『お客様ベスト夫婦』の上位に位置するご夫妻。
GWのラスト日にふさわしい締めくくりになったのでした