朝刊の是枝さんのインタビュー記事に共感‼
「…安倍政権を直接的に批判するドキュメンタリーもあっていい。
だけどもっと根本的に安倍政権を支持している私たちの根っこにある、この浅はかさとはいったい何なのか、長い目で見て、この日本社会や日本人を成熟させていくには何が必要なのかを考えなくてはいけません。」
「例えば得票率6割で当選した政治家は本来、自分に投票しなかった4割の人に思いをはせ、彼等も納得する形で政治を動かしていかなければならないはずです。
そういう非常に難しいことにあたるからこそ権力が与えられ、高い歳費が払われているわけでしょ?
それがいつからか選挙に勝った人間がやりたいようにやるのが政治だ、となっている。
政治の捉え方自体が間違っています。
民主主義は多数決とは違います。」
「世の中には意味のない勝ちもあれば、価値のある負けもある。
もちろん価値のある勝ちが誰だっていい。
でも、このふたつしかないのなら、僕は価値のある負けを選びます。
そういう人間もいることを示すのが僕の役割です。……
『4割』
に対する想像力を涵養(かんよう)するのが映画や小説じゃないのかな。
僕はそう思って仕事しています。」
「…日本では多数派の意見がなんとなく正解とみなされるし、星の数が多いほうが、泣けるほうが見る価値のある映画だということになってしまう。
『浅はかさ』の原因はひとつではありません。
それぞれの立場の人が自分の頭で考え、行動していくことで少しずつ『深く』していくしかありません。」
「…どんな国の歴史にも暗部はある。
いま生きている人間はそれを引き受けないといけません。だけど多くの人は引き受けずに、忘れる。
東京電力福島第一原発事故もそうでしょう。
『アンダーコントロール』だ、東京五輪だって浮かれ始めている。
どうかしてますよ。」
「…戦争は自分たちの内側から起こるという自覚を喚起するためにも、被害者感情に寄りかからない、日本の歴史の中にある加害性を撮りたい。
みんな忘れていくから、誰かがやらなければいけないと思ってます。」
"そして父になる"はまだ見ていない。
"永遠の0"も見ていない。
人気は泣ける"永遠の0"らしい。
けど、きっと是枝さんはこの映画にもぶつけてるんだろうな?!
敵か味方か、勝ちか負けか、の二分法の世界観にうまくついてゆけない私にホッとさせるインタビュー記事でした
【本日の Good job✨】
ケーキの種類がチョットだけ増えましたで
ゆきえさん手作りリンゴパイ。
初めてやいたバターケーキ。これ美味いよ!安くしすぎやったな。
最近の一番人気、バナナチョコパイ。
明日は、抹茶チーズケーキを焼きますわよ。
空き時間が楽しいこの頃です。