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ゆるやかな絆

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時々、知り合いの作家殿もこの欄に載る京都新聞山城版の『随想やましろ』。
今朝は同志社女子大の教授が書いている。


人とのつながりがストレスになったり、友だちという画一的な価値観を負担に感じたりしてしまうことから、ゆるやかな絆を説いておられる。


互いの好きなことを尊重して、楽しみを共有できる、そんな自律した個人と個人がゆるやかにつながればいいと。

そのとおりである。

無理やり友だちに合わせようと自分がわからなくなって、しんどくなる中学生を山ほど見て来たから。


ただ、引用されているカフェ感が少し違う。

『…人気のあるカフェには、机と机の距離か近くて、BGMが流れていないという共通点がある。
そこでは、客のそれぞれが本を読んだり、自分で選んだ曲をイヤホンで聞いたりして過ごす自由が許されている。
互いに無関心ではありながら、人の気配が身近に感じられ、なんとなく空間に一体感がある。
そのゆるやかなつながりが心地いい。』

都会のカフェに一人で入って、ゆるやかな一体感を感じたことはない。孤独が深まることはあっても。

そこで話ができて初めて何かを感じることができるのは私だけなんだろうか?

ただ本を読んだり、イヤホンで好きな曲を聞いたりするだけで一体感が生まれるのだろうか?

そんなカフェにカウンターはいらない。

いろんなカフェがあっていい。カウンターなんていらないカフェもあって当然だし。

人間関係の深みにはまる必要はないが話はしたい。
kinco-yaは、話すことでゆるやかにつながるカフェである。

今日も、熊本からご夫婦が来られた。
京都市内の娘さん宅を訪問中で、明日のお孫さんの中学受験を見守るご夫婦のお話は素敵だった。

また熊本から上京したら、ぜひkinco-yaに来ますと、阿蘇で元ペンション経営されていたご夫婦の言葉が胸キュンでした。

話して伝わるkinco-yaのとりえ、大事にします。


【本日の Good job✨】

photo:01

今年の干支、手作り馬。

500円なり。T氏作。けっこう売れてます。一家に一個いかがかな?

photo:02

介護関係の仕事に燃える寡黙な2人。なにか地域に役立つことをしたいらしい。やんなはれ!若者は行動で勝負じゃ。

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