秋のいい天気の土曜日だというのに、一日中暇だったわ。
一人でこなすにはちょうど良かったけれどね。
新聞も読めたし、ガトーショコラも焼けたし、ぜんざいも作れたくらい。
新聞土曜版に、映画「蒲田行進曲」の特集が載っていて思わず読みいってしまう。
つかこうへい原作のこの映画のビデオをクラスで観て、文化祭の劇にしたてあげたのを思い出したから。男山3中時代のこと。
最優秀賞をとり、八幡文化センターで再演したなあ。
階段落ちの後、着替える時間をかせぐため暗転の時にN男が尾崎の「シェリー」をギター抱えて熱唱し、大喝采やった。
脚本は私が書き、衣装係が剣道部の袴を借りたり、新撰組の羽織を見事に作ってくれたり、テーマ曲を音響係がうまく合わせてくれたり…
なんといっても大階段に一番苦労したのは大道具係。
大階段から、転がり落とすわけにいかんから、ヤス役の男子に階段の一番上から前宙返りで下にウレタンマットを敷いて落ちることにしたり。
たまたま体操部の男子やったからできた話。
「熱海殺人事件」も演ったなあ。
つかこうへいて台本ないのよね。本から、セリフ部分を書き抜いて脚本を徹夜で書いたのも懐かしい。
劇をクラスで演るのは大変やけど幕が降りた後の感動はすごいよ。
中学校の文化祭はほとんど合唱コンクールになってしまったけど、劇はややこしい分、知恵や勇気を集めて、もめ事を乗り越えて創り上げる感動は半端じゃない。
劇をやってる中学校てまだあるんやろか?
子どもらが劇演る前と後ではほんまに驚くほど賢くなってるんやけどなあ。
上手くやらせる教師の力量が問われるけどね。それがしんどいから、合唱コンクールになってるんやけど。
合唱もいいんやけど、劇のスケールに比べると小さい。
宇治槇島時代も劇やったから、ほんまにしんどいけど楽しかった。
なんて昔話を強烈に思い出した一日。
やっぱり、教師時代は子どもたちのおかげで充実してました
【本日の Good job✨】
元シャルルのママン来店!
鋭い話の内容は相変わらず健在でした。
再任雇用の学校で育友会長だった亀田さんランチに来店。
この方、八幡市の市会議員さん。しかも共産党で走り回ってはります。
ママンも亀ちゃんも信じた道を真っ直ぐすぎるくらい歩んではる。
久しぶりに喝がはいりました!