「みうらじゅん」の人生指南書?
【さよなら私】と云う表題にひかれて図書館で借りてしまった
しまった! と思ったが、第1章~第4章まである中で、なるほどと思わせる内容がいくらかあったのである
特に第4章の
「もてないが正しい」が、なるほどの上、笑える
『頭がいいとか悪いとか、ファッションセンスがあるとかないとか、いい車に乗ってるとか乗ってないとか、いい会社に勤めて..~中略~
本来どうでもいいことなのです。
しかし、困ったことにそれらが兼ね備わっている者に対し異常に反応する生き物がいます。
人間の「メス」ですね。~後略~』
『正しい思春期~中略~
「春」とは、人間に当てはめた場合、“Hがしたい”になります。
~中略~
「思」とは、単なる思うではなくこの場合、打ち消しの意味も含まれていて、すなわち「Hがしたいが思うようにできない」、そんな状態が続いている期間、ということになります。
「青春」とは、「かなりHしたいが、まだまだそれに至るには青二才である」という状態でもあるという意味です。~後略~』
『フツーの成り立ちは、~中略~
多数決で多いほうがフツーと判断されます。それは真理ではないので不変ではありません。~中略~
童貞のやたら多いクラスでは当然、童貞がフツーであり、ヤリマンは、フツーではないことになります。
~後略~』
とまあ、こんな具合に面白おかしく進むのだが、
生きるってあんがい楽しいかもって、何度も脳に説得しようと言っているみたいなのだ。
どこまで本気なのかわからんかった、昨夜の
【芥川賞】受賞者のインタビューを見ていて、同じような感覚を抱いたのでした
『本日の Good job✨』
インフルエンザで学級閉鎖だらけの娘のお世話になってる学校。
まだ、なんとか閉鎖を免れているクラスで、ストーブの周りに引かれた、
「これより中に入るなレッドライン」を踏み越えた!と、規則は規則とスト
ーブ停止にする
待った!この時期、停止にするのはおかしい
と、論議になったらしい。
そんな言い合える余地もなく、規則だからと停止当然だった昨年までを思うと、何がフツーか正しいのか…
みうらじゅんの境地です
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さよなら私
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