大船渡から、海岸沿いに南下する。
陸前高田に高台から下りる感じで、ガレキは撤去されてはいるが、だだっ広い平地というか道路だけの繁華街?だったような場所を通る。
海側に、流れ残った建物があるのを見てると、その向こうにあの「一本松」が、心細げに見える!
な~んも無くなった所に一本だけ残った松にみんな奇跡や希望を感じるのはわかるわ。
景色を見るまでは、お金をかけて、すでに死んでる松を再生した話にあまりのれなかった私なのだが。
なぜか、「一本松」は留まらず通過してしまったが、気仙沼ではそうはいかなかった。
こんなデカイ船が…
市街は、ガレキこそないがまだまだどうしようとしているのかは見えてない。
でも、出来るところから動いてはいる。
元々の市場より規模は小さいらしいが賑やかな場所だった。
ここで、お土産を結構買った。
南三陸。見渡すかぎりの広っぱ状態の中に
ボランティアガイドさんに連れられて、小学生もたくさん来ていたし、次々とたくさんの方々も。
これが『防災会館』後。
アカツメクサが咲き誇る空き地。雑草は強い!
南三陸さんさんタウンでお昼。
この時、震度5の地震でかなり揺れる。
隣りの親子が、
「おっ、久しぶりだな。これは、大丈夫だ。」と、子どもに説明してるのを聞いて、こちらも安心する。
原発のある女川、石巻、松島とずっと海岸沿いを走る。 被害は、ず~っと続く。
線路や、鉄橋がやられていて鉄道が通ってないのも苦しい。
使われてない壊れた駅が時々目に入る。
仮設住宅もおびただしい数だ。
この被害の上に原発事故が重なる福島とは、と考えるだけで重い。
仙台の山奥、作並温泉で泊。山形天童市につながる道沿いにある。
ボランティアの一つもしない旅だが、来てよかったと思いながら温泉につかる。