お客さんの美人社長S女史の話。
会社の歓迎会の帰りに降り立ったJRの駅。最終だった。
小さな駅舎には、数人のいかにもヤンキー風の男の子たちがたむろしていたらしい。
タクシーを期待していたがない
どうしようかと当たりを見回したが誰もいない。タクシーの電話番号の貼り紙もない!
しかたなく、こわごわヤンキーのお兄さんたちに
「タクシーを呼びたいんやけど、どうしたらいいのかわからんと困ってるの。
どなたか知りませんか?」
と聞いたんだと。すると、お兄さんたちは数人で相談してスマホで一番近いタクシー会社を捜しあてて、一台確保してくれ、
「おばちゃん、城陽のタクシーくるさかいな。俺の名前で呼んだからな。俺の名前で乗るねんで」
と、名前を教えてくれたんやて。
京都からの最終電車で帰ってくる連れを待ってるヤンキー風の子たちに、
「ありがとう!助かったわ。これでジュースでも飲んでね。」
と、1000円札を渡したんやて。
おばちゃん、そんなんいらんわとは言わなかったらしいが、無事タクシーはやって来てありがたかった!という話。
学研都市線に乗るはずが奈良線に乗ってしまった間違いが、思わぬ嬉しい出来事に遭遇したと感動してはりました。
40年近く前に赴任して教師の土台をつくってくれた中学校がある町、
『玉水駅』
の出来事。
我が事のように嬉しかった話。
ヤンキーたち、幸せになるねんで。
【本日の Good job✨】
Nおっちゃんの畑まで、春の陽気に誘われてお客さんの途切れた時に散歩する。
みず、桜、春風、野道。
収穫したタケノコを茹でる場所でもあり、バーベキュー酒盛りの場所でもある。
携帯がなってお客さんが来た合図。すぐ帰ったけれど。
のどかな薪はええとこやわ。