現役教師時代、"ノーテレビデー"なる取り組みが全国的に流行ったことがあった。
あっと言う間に終わってしまったが、テレビばっかり観てんと家族で本でも読みなさい的な内容だった
それほどテレビは、深く子どもたちの生活に入りこんでいたということ。
携帯やスマホの現代では考えられん取り組みやけど。
ノーテレビデーの日の生活時間割表まで書かしていたように思う。
その取り組みは家族の協力抜きには考えられなかった。
当時、肉体労働仕事の親が少なくなかった地域の学校に勤めていた。
暑い夏に、肉体労働を終えて帰宅した親がテレビを観ながら、プハーと冷えたビールでも飲みたくなるのは当然の成り行き
テレビを消して読書でもしようかなんて、どう考えてもならんわな。
おやつ代を決めた遠足のお昼の弁当の中に入れたゼリーやリンゴは果たしておやつなのか?みたいな訳のわからん指導もあった。
ようやるわ。
朝から排便したかどうかを調査する取り組みもあったな。
なんで今ごろ、そんなこと思い出したかと言うと、カフェを始めてからというもの読書が出来なくなった現実があるから。
読めない、というか活字が頭にはいらないのだ!
暮れに図書館で借りた3冊の本を読みかけているが、数ページで止まってしまい、同じページばかり繰り返すばかりなのだ。
労働と読書は分かち難く結びついているのを実感、テレビ観てビールでも飲んで寝よかになるのが、ようくわかる。
ま、今はそれでよしとしとこう。そのうちなんとか慣れたら読めるやろ。
【本日の Good job✨】
ノーテレビデーの取り組みをしてた頃の教え子からもらった大根!
デカイ!ゆず大根にしようっと。