「(江戸人の)人生を語らず、自我を求めず、出世を望まない暮らしぶり、いま、生きているから、とりあえず死ぬまで生きるのだ、という心意気に強く共鳴します。
何のために生きるのかとか、どこから来てどこへ行くのかなどという果てしのない問いは、ごはんをまずくさせます。」
と、46歳の若さでこの世を去った、杉浦日向子さんが、エッセーの中で語っているそうだ。(中野翠が書いている。)
中野翠でなくとも「うつくしく、やさしく、おろかなり」を読んでみたくなるではないか。
今日は朝から忙しかった。
九州久留米から里帰りして来たSさんが来てくれたり、甘南備山帰りの中に顔見知りがいたり、ネット検索客もけっこういたり…
全身ブランドで固めたこの辺りでは羽振りのよいおじさんが来て(私より年上)景気のよいウンチクを聞いたり、
最後に、
お師匠さんと一番弟子のKちゃんが寄ってくださって本日をさわやかにまとめられたのは幸いだった
柳生の代官屋敷の襖絵を描き終わって寄ってくださったのだ。
茂山千三郎宅の狂言練習舞台のバックの松の絵を描き終わった時の安堵感が漂う様子と似ていたのだった
漂う空気はいい。
「言うだけ野暮」なんだわ。
杉浦日向子さんのエッセーがよみがえったのだった。
[本日の Good job✨】
kinco-yaブレンドの豆を欲しいと言われて、来週木曜日の配達が待てない方々だったので在庫からお裾分けした。
店の豆が木曜日まで持たない状態になってしまった。
また、香豆舎の吉岡さんに無理をいわねば…
アイスより、ホットの出る季節がやってきたのを実感する。
そういえば、10月1日はコーヒーの日だそうな。これからコーヒーが美味しい季節ですよという意味らしい。
納得
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言うだけ野暮
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