歌うパリ
宮尾 節子:詩
仏紙シャルリー エブドが襲撃された時は、ペンを掲げる。
同時多発テロが起きた時は、窓ガラスの弾痕にバラを挿し。
燃えるノートルダム聖堂を見ながら、アベマリアを歌う。
さまざまな出来事に遭遇するたびに、他のどの国とも違うパリ市民の反応にいつも驚く。
私たちはーーの前に、
私はーーで表現ははじまっていること。
〜中略〜
運動(集団)より先に
表現(個人)が立ち上がっていること
敵(相手)を責めるより先に
私(個人)が立ち上がっていること。
〜中略〜
善悪を超えた、運動を超えた、
それでも 立ち上がらずにはいられない
個の姿を、ありありと見せつけられる。
炎上するノートルダム聖堂の前で
歌声をあげるパリ市民を見て
改めて思った。
誰もが表現できることを思い出させてくれる。
さすがパリ だ。 [終]
(聖堂前でアベマリアを歌うパリ市民)宮尾節子さんは、埼玉の飯能市に住む詩人である。
《粋》だねえ、パリ市民の行動は。
何でもない行動が、次々生まれる文化のある国なんやわ。
【本日のGood job✨】
二次予選も突破❣️
100人中の10人に残った娘😂
歌う娘❣️
本選も悔いないように❣️