まだ肌寒いこの季節に咲く花は色々ある。
甘南備山ウオークで見つけた❗️
ウメ。
どれも《世界に一つだけの花》である。
ただ、私にとってのこの季節の花はなんといってもこれ、イヌフグリである。
20代で赴任した中学校が荒れに荒れた。
全国の中学校に非行の嵐が吹き荒れ第3の非行のピークと言われた時代だった。
教師仲間と大激論しながら、あるいは教育委員会とケンカも辞さず、胃ケイレンを度々おこしながら乗り切った13年間が愛おしい
赴任して初めて卒業生を出そうとしていた2年目の暖かい冬の終わりだった。
シンナーや暴力事件で疲れ果ててはいたが、その日も何とか終わろうとしていた掃除の時間。
体育館の裏に子どもらの喫煙場所があった🚬のを何となく見回っていたが、その日は珍しくだあれもいなかった。
体育館の横裏には、高い土手の川沿いに桜並木がある。その土手の枯れ草だらけの中に青いものが目に入った。
イヌフグリだった。
すると、あろうことかこんな荒れに荒れた学校の土手にも、春の訪れは平等にやって来るのかと、ありがたくてありがたくてボロボロと涙が溢れ出してしかたなかった😭
多分、毎年この話はこの時期ブログの話題にしているように思う。
イヌフグリが咲いていると必ず思いだすもんだから、お付き合い下されませ😌😌
イヌの○チンていう、少々お下品な名前ではあるけど、花に命名の責任無いしね😂
3月中旬が卒業式と決まっている。
その卒業式は、3年間の子どもと教師と親の集大成にふさわしく毎年感動的であった。
その日の感動が、3年間の苦労を綺麗に素敵な思い出に変えてくれるのだった🌞
センセて、やっぱりええ仕事やなあ💕
【本日のGood job✨】
絵を描く人。