カフェに置く本をどれにしようかと少しずつだが整理している。
そんな中で、『中小企業家しんぶん
2011・9・15』なんていう代物を発見
東京大学名誉教授 大田 堯(たかし)氏を題材にしたドキュメンタリー映画
「かすかな光へ」上映後の大田氏本人の講演概要紹介号だった‼
「違うこと」「自ら変わること」
「関わること」がキーワード。
[現代は、自己中心で孤独化の方向に向かっている。こうした時、
「バラバラではいけない、頑張ろうニッポン」
という全体主義の方向に極端に走る可能性の存在を指摘。
個を大切にしながら、全体が生き生きと更新されていく新しい共同体を…]
いい響きだね。こんな熱い言葉の氾濫の中で生きてたんやなあ。
忘れるなちゅうことやろな。
『かすかな光へ』
谷川俊太郎
あかんぼは歯のない口でなめる
やわらかい小さな手でさわる
なめることさわることのうちに
すでに学びがひそんでいて
あかんぼは嬉しそうに笑っている
言葉より先に 文字よりも前に
波立つ心にささやかな何故?が芽生える
何故どうしての木は枝葉を茂らせ
花を咲かせ四方八方根をはって
決して枯れずに実りを待つ
子どもは意味なく駆け出して
つまずきころび泣きわめく
にじむ血に誰のせいにもできぬ痛みに
すでに学びがかくれていて
子どもはころりと泣きやんでいる
私たちは知りたがる動物だ
たとえ理由は何ひとつなくても
何の役にも立たなくても知りたがり
どこまでも闇を手探りし問いつづけ
かすかな光へと歩む道の疲れを喜びに変える
老人は五感のもたらす喜怒哀楽に学んできた
際限のない言葉の列に学んできた
変幻する万象に学んできた
そしていま自分の無知に学んでいる
世界とおのが心の限りない広さ深さを
毎日、自分の無知に呆れるほど学ぶことがあるわ、確かに。
それぞれの生き方が問われているのだということだね。
かすかな光は希望の光
【本日の Good job✨】
11日に保健所の現地検査がある。そこで通れば、晴れて営業許可がおりる。
息子が、電気の傘からはみ出るカッコワルさを上手く直してくれた。
基礎をしてくれた橋本建設、再びの出番!外構工事。
二階息子の部屋から、比叡山が見える。
やってきました!ここまで。