京都医療センターの救命救急室前で待機中。
母の肺に溜まった水はかなりの量なんでサッサと出してくれたらいいんだけど、そうもいかないようで検査・検査の待機中なんである。
30年以上前の話になるが、京都医療センターが、国立京都病院と呼ばれていた頃。
リニューアルする前のまだ木造病棟があった頃。
誕生してすぐの息子が国立(と呼ばれていた)で2ヶ月半ほど入院・手術することになった。
その手術の日。
待合室で小さな小さな息子が保育器に入れられて、手術室に入るのを涙ながらに見送って下向いて座っていると、
私のすぐ左側に誰か男性が座った。結構広い手術待合室に二人きりだった。
下を向いているので、その方の靴が目に入った。
その靴が見たことない高級感と感動的素晴らしさのあまり、息子の手術の心配を忘れさせてくれるほどであった😱
メッシュのスリッポンは、渋い赤・青・茶
の色で圧倒的に存在するのだった
どんな方が座っているのか見てみたい誘惑に負けそうになりながら、下を向いたまま時々その靴に目をやるのが精一杯だった
しばらくして手術室から、慌てた感じの女性が出て来て、横に座っていた方を呼んだ。
「カズヒコ‼️早くいらっしゃい❗️」
横の方は、スッと立ち上がってスーツの後ろ姿を見せながら急ぎ足で手術室へ消えて行ってしまった。背が高かった。
顔を上げて見たその風景、横に座っていた素敵な靴の男性は、
『加藤和彦』
氏だった
安井かずみと結婚した日の衣装は、白いパンタロンスーツにハイカットの白いスニーカー。
その時から、加藤和彦の靴センスファンだったのだ🎯
その日、息子の手術は無事終了した👏
本日の結果、母は胸水を抜いてもらって元気になったが、ついでに入院とあいなりました
【本日の Good job✨】
救命救急室の前で約5時間弱待ったのだが、こんなポスターが貼られていた。
いるんやなあ迷惑なお方が。
『5時間も待ってんねんぞ❗️どないなっとるんじゃ、 ア〜ン』
みたいな奴やろな。気持ち分かる気がしました、ハイ。