新聞の小さな記事に時々、ドキッとすることがある。
孤高の美しい正体
『「…『紹介します』とか『セッティングします』とか、ああいうのが大嫌いなんだ。へそ曲がりなのかな」
……
若者たちの間では、無料通信アプリのLINEや、FBといった交流サイトが全盛で、何百人とでも"友達"になれる。
孤独を恐れる人ほど、その数が多ければ多いほど安心するらしい。
ある打ち合わせの途中、高倉健さんはポツリと言っていた。
「この一年で会った初対面の人を数えてみたんだ。そしたら、3人だったよ」
それが孤高の人の美しい正体だった。』
水野十六(放送作家)
そして、ある記事で"孤独死"への憧れを詩人の谷川俊太郎さんが述べている。
『静かに一人で死にたいね。ブッダみたいに。
耳元で声かけるのはやめてほしい。あれ、うるさいらしいよ。』
この話を記事にしている編集委員の方も、あてもなく歩き旅に出てどこかでパタリと息絶えたい。処置に必要な現金は持っても、氏素性のわかるものは一切なく…
なんておっしやってる。
行旅死亡(こうりょしぼう)人と言うらしい。
孤独死を恐れるなかれ!
私も死ぬ時は人知れず息絶えたい‼️毎日、生前お通夜をやってる身だからね。
オーネット・コールマンがニューヨークで死んだ。85歳。フリーなアルトサックス奏者。
初めてLPで聴いた時は、ホント衝撃でしたわ。
世の高齢で金は持ってる孤独男性の皆さん❗️
今さら結婚なんて考えてたら、やられまっせ青酸化合物なんかに
お気をつけあそばせ。
【本日の Good job✨】
もひとつ、新聞記事から。
伝説の国語教師
灘中・高の故橋本武センセの言葉を紹介してる天声人語。
文科省が8日、全国の国立大学に出した通知、
いわゆる手っ取り早く、目に見える成果を出せ的な内容の懸念から、
『遊び感覚で学ぶ』ことを説いた授業を貫いてお仕着せの詰め込み教育の対極として教壇に立ち続けた橋本武センセの至言。
『すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる』